結婚相談所に入会して成功する人?しない人?

国際結婚

初めまして、落葉華子と申します。

結婚相談所のスタッフとして約10年間、仲人業と結婚相談所の運営に携わって来ました。

お仕事を始めた当初は一般的な日本人同士の婚活をサポート、最近5年はベトナムを中心に国際結婚のお仕事をさせて頂いております。

ベトナム人・中国人女性との国際結婚相談室アジアンビューティー

今回はどういった方が結婚相談所を活用して結婚まで辿り着けるのか?

をご説明させて頂きます。

結婚相談所に入会して、結婚相手を探すという婚活システムは日本独自のシステムであることは知っていましたか?

最近ではマッチングアプリを利用した気軽で安価な婚活が流行しているようですが、ここでは、どうして?昔ながらの婚活システムである、結婚相談所が出会いの場として、今もなお支持されているのかを深堀して行きたいと思います。

まず、結婚相談所というと、男性で言えば40代、女性で言えば35歳を過ぎたくらいから

仕事も忙しく、周囲の友人たちはとっくに結婚し育児に大忙し、親の目はいつしか冷たくなる。

このような状況下に置かれた男女が駆け込み寺のように門を叩く場所というイメージが強いですが、一方、マッチングアプリは20代の男女が友人や恋人を探すためのツールとい言えるかもしれません。

ただ、男性でも40代以上の年配の方が真剣に、若い女性と知り合えたらと、マッチングアプリに奮闘している人も多くいるようです。

もちろん、結婚相談所はお金がかかる、アプリならただ、もしくは、安価で済むからとそれにのめり込む男性の気持ちは分からないまでもないですが、いずれにしても、結婚できなければ無駄な時間が過ぎるだけでしょう。

【結婚相談所の料金システム】

では、結婚相談所はどのような料金システムになっているのでしょうか?

その前に、なぜ、基本的に有料であるかと言いますと、結婚相談所には世話人、仲人、カウンセラーという人たちが会員のお世話をすることが基本だからです。

お世話する、つまり、学校の先生が生徒や学生に対して、「これをしてはいけません!」

「別のやり方をしてみてはどうか?」というように面倒を見てくれるというシステムになっているのです。

時には、会員と面談をしたり、食事を共にしながら、悩みを聞いたりしながら、会員に対してはわが子のように接してくれるというフルサポート型のシステムもあるようです。

入会金・登録料:入会の面談、入会の書類(身上書)の作成と各種書類(身分証明書、独身証明書)等の保管、写真の登録と保管

お見合い料:お見合い相手の紹介と打診、お見合い日時、場所のセッティング

成婚料:結婚が決まった時の相談所の報酬

入会金・登録料:数万~数十万

お見合い料:5千円~1万円程度

成婚料:数十万~数百万

が相場と言われています。

やはり、結婚を決めるなら、安く、できたらタダがいい。

そこまでして結婚する必要があるのか?

と考える人もいるようです。

もちろん、ご自分の年齢がまだ、若い、20代なら多くのお金を払ってまで結婚相談所に入会する必要はないでしょう。

自然恋愛のチャンスも残っていますし、マッチングアプリというツールもあります。

ただ、あなたが、もうすぐ、40代最後のチャンスと思うのなら、やはり、自然恋愛の可能性はゼロではないですが、結婚相談所というシステムを利用すべきでしょう。

【安全な婚活のために】

安全な婚活とは?

ここで言う安全とは、犯罪やトラブルに巻き込まれない、出会った相手に金品を要求されたら、出会った相手が既婚者だったら、そういったトラブルから身を守ることは当然ですが、折角、婚活をしよう、今年で結婚を決めようと思ったのですから、やはり、結婚に対する意思が明確な異性と確実に出会えることが最も重要であると思います。

もちろん、40代以上の男性が20代の女性と出会う確率は低いです。

そうは言っても若い女性と知り合いたい、しかし、トラブルには巻きこまれたくないと婚活は続けながら、誰とも出会えずにズルズルと時間だけが過ぎて行くケースは多いです。

このような男性の場合はありえない出会いに対して、確実性と安全性を求めているのですからうまく行かないことは理解できるはずです。

女性の場合も同様です。

女性が結婚相手に求める一番の条件は年収です。

それも、年収が高くても、自営業者やフリーランスは敬遠されるようです。

安定した職業の会社員もしくは公務員に人気が集中します、当然、医師や弁護士という高収入の職業も以前から人気があります。

ただ、男性が若い女性も希望する一方で女性は年収の高い男性を希望する、つまり、条件のよい相手というのは常に人気が集中しますのでご自分の身の丈に合った異性を探すことをおススメします。

以下、大手結婚相談所がまとめたデータを参考までに確認しましょう。

【男性が女性に求める結婚相手への条件】

  • 年齢
  • 容姿
  • 結婚に対する価値観

【女性が男性に求める結婚相手への条件】

  • 年収(職業)(学歴)
  • 容姿(身長等)
  • 結婚に対する価値観

【相手を知り自分を伝えるとは】

大手結婚相談所がまとめたデータによりますと、男性、女性が、それぞれ結婚相手に求める条件第一位は不動です。

いずれも、男性は年齢、女性は年収です。

ただ、男性の希望条件の「年齢」については、若ければ若いほどいいという場合と、30代前半までの子供が生める女性の年齢という認識が強いようです。

もちろん、30代半ばを過ぎても、40代に差し掛かっても子供を産むことは可能です。

なぜか、男性たちの頭の中には先入観が強く残っていることも事実ですし、また、そのような男性は初婚の相手を求める傾向にあります。

一方、女性は「年収」にこだわる傾向にあります。

もちろん、自分に職業がないわけではないですが、日本人の女性は結婚後、すぐにではないにしろ専業主婦になることを希望します。

ただ、年収にこだわる女性が多い反面、日本人男性の平均年収は昨今の経済状況を受けてか

横ばい、伸びないです。

女性も結婚は希望するが専業主婦はあきらめ、共働きを選択する人が多くなり、それは女性の社会進出につながる一方、出生率の低下にもつながっています。

このように時代と共に結婚相手に求める希望条件第一位は不動でありながらも、それによる男女の関係性は時代と共に変化していると言えます。

ただ、これは男女共に妥協を余技なくされているのか?

妥協するくらいなら結婚も子供もあきらめた方がいい

結婚相手よりもいつでも好きな時に会って楽しめるお友達の方がいいのではないか?

そういった意見もあるようです。

マッチングアプリを利用した婚活は20代の若者を中心に広がりを見せているのは事実ですが、反面マッチングアプリを利用しても、出会えない、皆サクラじゃないの?

というツイートが多く見られます。

マッチングアプリの新規参入が減っているという状況は、登録者のすそ野が広がって行かない証拠かもれません。

一方、結婚相談所は昔からある、婚活ツールですが、相談所のスタッフが寄り添い、時には愚痴を聞いてもらえる。SNS全盛の現代において、聞いてくれる、時には叱ってくれる

という血が通ったビジネスモデルは多少費用が高くても、結婚を決めたい!と決心した人には有効な手段と言えます。

結婚相談所での平均交際期間は3ヶ月です。

交際開始から3ヶ月後には結婚が決まっているということは、これまで何十年も恋人がいない、今まで、結婚というものを意識した相手に巡り合えなかった人にはドラマティックに人生を展開できる手段とも言えます。

マッチングアプリのような必要最低限の身分証明では怖いと思う人も多いはずです。

結婚相談所入会に必要な書類は一般的に以下の通り

  • 身分証明証
  • 独身証明証
  • 年収証明証(男性のみ)
  • 住民票
  • 各種資格証明証
  • 身上書

特に⑥の身上書はいわば履歴書に近いものがあります。

生まれたから現在に至るまでの経歴等、学歴、現在の勤め先等を細かく記入することになりますので、相手を知る=自分を伝えるというお互い正々堂々とした環境の中でお相手探しを行えるということは大きなメリットであると思いますしが、反面、結婚相談所で活動していることが他の人に分かったら恥ずかしいと思う人もいるかもしれません。

その場合は早く相手も見つけて退会することをおススメします。

勝てば官軍!

どこで知り合ったのか等は遠い記憶、過去のものとなるでしょう。

【時には傷付きトラウマになることも】

一方、結婚相談所に入会し、数年活動しても全く成果がでない場合もあるでしょう。

相談所歴10年という人も聞きますが、その後の成果は困難を極めるようです。

結婚相談所で結婚を決めた人の活動期間は平均6ヶ月、どんなに長くても1年以内と言われています。

早い人で2ヶ月~3ヶ月という人もいます。

結婚相談所に入会し、自分と同じ目的の人がこんなにもいるのか?

選びたい放題ではないか!?と思われる人も少なからずいますので以下の事を肝に銘じるべきです。

100人出会っても、1000人出会っても、結婚できる人は1名です。

本当に結婚してよかったと思える人を見抜くのは、活動開始から数人との出会いと言われます。

つまり、その後、何人と出会たっても、心の疲労や惰性が加わり、冷静かつ前向きな判断ができなくなるからです。

同じ食材を食べ続けると、味覚音痴になると同じように、そのうち、出会いというチャンスに新鮮味が感じられなくなり、どの人も同じ人に見えるか、どの人と出会っても、

何かが違う、やはり違う

といった感想しか出ないという事態に陥ります。

そいった状態に陥らないためにも、入会して1ヶ月、交際開始から2ヶ月くらいでケリを付ける心構えが必要です。

また、以下のような人は厄介であると言わざるをえません。

結婚を諦めるために活動をする人です。

一瞬、何のことか分からないと思う人もいるかもしれません。

つまり、過去のトラウマ、過去の結婚生活で、一般の人が考える結婚生活を営むことができなかった経験がある人です。

例を挙げると、これは外国人女性と結婚した男性に多いパターンですが、結婚後、一つ屋根の下に暮らすも、奥さんが一週間に一度、もしくは一か月に一度のペースに自宅に戻らず、

夫婦生活というものが全くなく、もちろん、性行為もない。

挙句の果てには奥さんが自分の国に帰ってしまい、行方不明状態になってしまう。

男性としては離婚を考え、相手の行方を突き止め、離婚に至っても精神的にはボロボロになってしまうのです。

このような男性はトラウマに悩まされながらも、いわゆる、結婚生活を経験していないので、時間を置くと再び婚活を開始するパターンが多いです。

今度こそは幸せになる!

しかしながら、婚活は時として過去の嫌な経験を思い出させたり、自分は結婚なんか向いていない、再び、同じ経験が待っているのではないか?というもう一人の自分が顔を見せる場面が多々あります。

そのもう一人の自分は心の中で叫ぶのです。

本当に結婚したいのか?それでいいのか?また、つらい目に合うぞ!

そして、もう一人の結婚したい自分を潰しにかかるのです。

結婚相談所に再入会して来る人の中に入会時の書類を記入する際に手が震えて、呼吸が荒くなるという人もいるようです。

そのような人はお見合いをしても、交際が開始されても、トラウマに悩まされ続け素直に婚活と向き合えず、結局退会の道を選ぶことになりますのでそのような人には再婚活はおススメしません。

【初婚なら120%頑張る決意を】

結婚に対するトラウマが次の結婚に少なからず影響を与えることは言いました。

ならば、初婚の場合はそういった先入観がないのだから、ガツガツ婚活して欲しいですね。

男性の場合、最近は50歳を過ぎても初婚の人は多くなっているようです。

50歳になった今から婚活するのは恥ずかしい、けれど、マッチングアプリのような若者が利用するような婚活ツールでは出会いなんかないだろう。むしろ、トラブルにつながるに違いない。

そうお考えの方におススメはやはり、結婚相談所だと思います。

晩婚化、シニア婚の需要から、50代から結婚相談所の門を叩く人が増えて来ていますから何も恥ずかしく思う必要はないでしょう。

女性の場合は40代、50代になりますと、子供はあきらめると考える人も多いですが

従来の固定概念にとらわれず、人生の最終章を旦那様と二人で歩んで行くための結婚も最近多いと聞きます。

子供がいないから趣味や月1回は夫婦で旅行に行ったり、子供がいる夫婦では考えられない環境を手に入れられる場合もあります。

【それでも子供が欲しい男性には】

男女とも晩婚化が進む一方で、男性の中では50歳を過ぎても、いや、60歳を過ぎても子供が欲しい言う人がいます。

つまり、結婚相手の女性に求めるのは年齢です。

若ければ若いほど、子供が作りやすくなるそういった思い込みから若い女性とのマッチングを希望する人が多いのは事実です。

しかしながら、普通に考えて50歳以上の男性とマッチングするのはせいぜい40代の女性でしょうし、それを望まないのであるならば結婚は厳しくなると思います。

結婚相談所歴10年選手という不名誉な言葉がありますが、まさに、無い物ねだりということですね。

ただ、それでも子供という希望をかなえたい場合は国際結婚という手段を選ぶのも一つかと思います。

ベトナム人・中国人女性との国際結婚相談室アジアンビューティー

国際結婚と聞いて、女性が在留ビザ目的、日本で働くことが目的であるため、家に帰って来ない。夫婦生活が全くない。セックスを求めても応じてくれない。

結局、離婚に至るという話は聞いたことがあるでしょう。

確かに、以前は中国人女性と日本人男性との間でこういったトラブルが発生していたようです。

ただ、最近は結婚による、在留ビザの取得をして仕事をする中国人女性は少ないと思われます。

なぜなら、単に仕事をする目的であるなら、様々なビザがありますし日本に来ることができます。逆に外国人男性(日本人男性)と結婚することにより、女性側に不利になることもありますので安易に日本人男性と結婚すればビザを取得し、日本にいつまでもいられるという考えは正しくないです。

逆に若い頃に結婚、離婚を経験し、子供を中国に残し、自分は日本で働きながら日本人男性との再婚を目指すという真面目な中国人女性は多いです。

また、国際結婚は中国人女性だけでなく、日本人の男性と価値観や生活スタイル等で相性の良い国の女性がいます。

今、注目のベトナムの女性ですね。

ベトナム人と言えば、日本に実習生、研修生として来日して祖国の両親のために仕送りをするというイメージ強いと思いますが、そんな日本での生活を通じて、日本の環境や文化に慣れ親しんで、その一部の女性たちが日本人男性と結婚したいと思うようなるようです。

もちろん、多くのベトナム人は帰国し、ベトナム人同士で結婚することが一般的ですが、帰国したベトナム人たちが日本での生活の素晴らしさ、文化の魅力を伝えることにより、かつて一度も来日したことがない、ベトナム現地の女性までも日本人男性と結婚して、日本での生活を希望するまでになったのです。

日本人男性とベトナム人女性との結婚が広く知られるようになったのはここ約10年ですが、ではベトナム人女性のどの点が日本人男性とマッチするのでしょうか?

  • 家庭的で真面目な性格
  • 家族や近隣との調和を大切にする
  • 日本の伝統的家族観に共通し意識を持つ
  • 年上、年配者を労わる文化
  • 色白で美しい顔立ち

とりわけ、結婚になりますと、本人同士だけではなくなります。

日本男性にとって、両親の面倒を見てもらいたい、親と同居してもらいたい

こういった希望はいつの時代もついて回りますね。

最近の日本人女性の傾向として、相手の男性の年収はもちろん、男性が長男であっても義理の両親の面倒は見たくない、まして、同居なんてとんでもないというのが一般的でしょう。

むしろ、男性の方がそのことを口にすると女性からお断りをされるために、結婚直前まで言い出せないという話はよく聞きます。

一方、ベトナム人女性は自分の親の面倒を見ることは当然、義理の親といっても旦那さんの親ですから面倒を見ないはありえないというのが常識のようです。

ベトナム人の普通の家庭は大家族が多く、兄弟も多いです。近くに親戚も住んでいる場合もありますのでみんなで助け合いながら生活をして行くことが当然のようです。

また、ベトナム人は自分よりも目上の人に対して敬意を払うよう教育されています。

日本人も当然、先輩に対し、ご老人に対し敬意を払う文化は持ち合わせていますが時代と共に意識は薄れているでしょう。

ベトナム人は例えば宴席の場面で、自分より年上の人にお酒を注いでもらうことなどありえない。まずは年下の者からというのが常識らしいです。

こういったことから、年配の日本人男性と若いベトナム人女性との結婚は珍しくないです。

20歳~25歳の若いベトナム人女性が50歳を超えた日本人男性と結婚するケースは普通です。

以前、若くして年配の日本人男性と結婚したベトナム人女性に話を聞いたことがありますが、むしろ、若くても仕事を真面目にやらない、昼間からお酒を飲んでいる若い男性とは付き合いたくない。

年齢差があったても、誠実で家族のために一生懸命働いてくれる男性が好きという意見でした。

年齢差があっても心は一つ

以上のように、日本人男性の中で若い女性と結婚したい、子供も欲しいと願う人はベトナム人女性を選ぶのも一つかと思うのです。

もちろん、国際結婚は異文化交流という面から大変なことは多いです。

言葉の違い、習慣の違い初めはお互い戸惑う部分もあるでしょう。

ただ、それは半年、一年と時間が解決してくれるのです。

しかしながら、同じ文化の中にいても、決して理解されない相手とのマッチングをいつまでも望むのではなく、自分の年齢、状況、価値観、両親家族への想いを受け入れてくれる女性を選択することも賢い婚活と言えます。

ベトナム人・中国人女性との国際結婚相談室アジアンビューティー

コメント